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上高野の自然と文化を学ぶ同史会(京都洛北上高野)
 



絵馬のご案内

三宅八幡宮の「絵馬」が、 有形民俗文化財 に指定されました。
三宅八幡神社奉納育児・成人儀礼関連絵馬 133点(指定)

京都市情報館(京都市のホームページ)
ページ左側のメニューから、19回指定登録のページをご覧下さい。
http://www.city.kyoto.jp/bunshi/bunkazai/sitei.htm
こちらから絵馬の写真をご覧いただけます。
同史会「会誌<創刊号>」P46〜54

三宅八幡宮絵馬を巡る活動 <絵馬保存会の活動>
平成12年(2000年)
2月19日・20日
 「絵馬を降ろす日」
京都教育大学(当時)西山克氏の立会い・ご指導のもと、絵馬を絵馬堂から降ろす。

2月20日
絵馬記録写真の撮影。

3月15日
記録写真の分析説明会。

8月7・8日
絵馬の梱包、剥離状態の検査、搬出、運搬、搬入作業

9月18日〜10月7日
開包作業

10月・11月
各種調査


平成13年(2001年)
4月1日
「京都市有形民俗文化財」に指定

4月21日
絵馬講演会
西山克氏(関西学院大学文学部教授)

主催
同史会

協賛
三宅八幡宮


平成15年3月31日
「絵馬」記念講演会冊子発刊
『三宅八幡宮の絵馬−近代70年の子供たち−』



5月18日〜6月17日
京都市文化財展に出陳(於:京都市歴理資料館)

9月ごろ〜
各種作業開始

11月29日〜
絵馬奉納者追跡調査開始。子孫判明者に、額入りカラー写真贈呈

絵馬下ろし作業
2000年2月19日(土)



絵馬下ろし作業
2000年2月19日(土)



絵馬を保管庫へ搬出
2000年8月7日(月)



絵馬を保管庫へ搬入
2000年8月7日(月)



法量調査
2000年10月14日(土)



赤外線による読取調査
2000年10月28日(土)



絵馬修復作業
2001年1月19日(金)
平成14年(2002年)
3月15日〜10月18日 「絵馬のクリーニング作業」
約7ヶ月間、全12回、延べ107名の参加。
地元住民のボランティアを主体に行われる。


平成13年12月〜平成15年8月1日 「墨書読み取り作業」
2年弱かけ、墨書読み取り作業。クリーニング作業が終わったころから本格化。
全23回、延べ人数138名参加。
  「絵馬の文字 読み解く作業 青葉かぜ」 
ボランティアで作業に参加された方の俳句。

平成15年(2003年)
2月〜3月 三宅八幡宮絵馬保存会設立準備委員会会議・責任役員会議
4月6日 「三宅八幡宮絵馬保存会発足」 
会長 菅原武弘 (三宅八幡宮宮司)
4月13日 地域に保存会加入の依頼活動開始
4月 15日 募金活動開始(平成15年度)
4月26日 絵馬保存会の中に、絵馬調査研究会設置 5月11日に発足


10月17日〜16年3月16日 「絵馬の習俗調査」
読み取り作業に引き続いて、図様に描かれた習俗や参詣状況、沿道の風景などを記録におさめる。全9回、延べ人数63名参加。

平成16年度(2004年度)
4月15日 絵馬保存会の中に「絵馬編集委員会設置」報告書発刊までのスケジュール・目次など検討。原稿の作成開始。
9月 14日 募金活動開始(平成16年度)
12月10日 「絵馬が降ろされた経緯について」座談会


平成17年度(2005年度)
3月31日 報告書 「洛北上高野 八幡さんの絵馬」 発行

平成18年度(2006年度)
5月15日 追加報告書 「大津三宅講と三宅八幡宮」 発行


三宅八幡宮絵馬のご紹介
「三宅八幡宮」では、数年前、百年ぶりに行われた絵馬堂の整理に際し、大絵馬が大量に発見され、京都市の有形民俗文化財に指定されています。

俗に虫八幡ともいわれる「三宅八幡宮」は、子供の「かん虫封じ」の神として信仰を集めてきました。地元の伝承では、もともと「田の虫除け」の神であったが、後に「子供の虫除け信仰」に移ったとされています。

詳細はあきらかではありませんが、幕末から明治にかけて信仰が拡大し、京都市内と南近江を中心に、山城、摂津、そして北河内、大和までを含む広範囲に及んで信仰が広がったといわれています。

幕末から昭和初期までの間に奉納された大絵馬のうち133点の絵馬が「子供のかん虫封じ」を中心に「育児習俗」および「十三参り」などの成人儀礼に関連したものです。なかでも幕末から明治30年代にかけて奉納された、「かん虫封じのお礼参り」の参詣行列を描く絵馬群がよくまとまっており、描かれる人数の最多のものは638人が描き分けられています。
「行列に参加する人物」それぞれに個人名が記された付箋が貼付されている他、服装や子供たちの遊び方などの風俗が克明に描き分けられています。


奉納年 嘉永5年9月(1852年)
絵師 不明
子供達の様子です。 子供の頭髪が
唐子風であることがわかります。
年紀の記されたものの中で最古の絵馬。


奉納年 明治2年9月(1869年)
絵師 不明
願主・奉納者 河内屋岩之助・田中屋幸七
描かれた人数最多のもの。大人162名、子供458名、不明18名、計638名が描かれている。これだけの大人数だが、付箋には屋号や名前、年齢が描き記されている。

奉納年 明治14年2月(1881年)
絵師 義船
願主・奉納者 下京共敬社中
紙に描かれた水彩画を板に張り付け、絵馬風にして奉納したもの。台車に鳩の模型をのせて曳いています。車には網がついていて、それを子供達が持っています。
花園橋が土橋に描かれています。

奉納年 明治15年9月(1882年)
願主・奉納者 福井仁三郎他

大人数の参詣行列の様子。大人75名、子供118名の計193名が描かれている。
先頭の旗には向鳩が描かれている。
本絵馬群は、時代性や地域性が窺える好資料であるとともに、育児・成人習俗というひとつのテーマに沿った絵馬としては、質量とも類をみないものであると高い評価を受けています。

報告書

「洛北上高野 八幡さんの絵馬」
−三宅八幡神社奉納育児・成人儀礼関連絵馬調査報告書−
発行日:平成17年3月31日
編集:「洛北上高野八幡さんの絵馬」編集委員会
発行: 三宅八幡宮絵馬保存会

裏表紙

表紙

追加報告書
「大津三宅講と三宅八幡宮」
発行日:平成18年5月15日
編集・発行: 三宅八幡宮絵馬保存会
執筆者:福本萬生(保存会副会長)
絵馬講演会冊子
『三宅八幡宮の絵馬
  −近代70年の子供たち−』
第2号(別冊)
発行日:平成15年1月
編集・発行:
上高野の自然と文化を学ぶ同史会
『三宅八幡宮の絵馬
   −近代70年の子供たち−』

発行日:平成15年1月
編集・発行:
三宅八幡宮絵馬保存会

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